ビットコイン(BTC)は9万3000ドルで上昇が止まり、オンチェーン分析では2022年初頭の弱気相場入りと酷似した構造が示されています。
グラスノードによると、現在の価格は真の市場平均(約8万1500ドル)上で踏みとどまるものの、供給の25%以上が含み損となり市場は脆弱な均衡にあります。弱気では6万8150ドルまで下落する可能性があります。一方、9万6000ドル超への回復が強気転換の条件とされています。
【ビットコイン弱気継続、分岐点は12月FOMCへ】
ビットコインはこの2ヶ月弱気が続き、2022年の暴落局面と似たシグナルも見られます。ただし直ちに崩れるわけではなく、現在は下落懸念と上昇期待が拮抗する状態です。
BTC価格は「インフラ価値」と「将来の上昇期待」の2つで構成されますが、この“期待”の比率が他資産より大きいため、相場は好調時は加速し、下落時は資金流出が一気に進むという特徴があります。
いまはまだ期待が枯れておらず、このまま2026年6月まで強気に戻らなければ、1年ほど停滞期に入る可能性があります。
短期的には年末年始の資金流出が懸念されますが、実際は10月時点で大口資金がすでに引き、今は年末と近い“個人相場”に移行済みです。
そのため、大きく回復しないまま年明けを迎える可能性もあります。来週の12月10日のFOMCでは利下げ期待があるものの、瞬間的な上昇と利確が相殺し、全体の価格水準は大きく動かないとの見方も出ています。