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超高圧架空送電に採用される多導体方式電線に関するお話です。 前回の送電線のお話の続きで、こちらも電験3種や2種に出題される可能性がある内容です。 多導体方式は一層分の送電線https://youtu.be/YyCQLOz6mw4を1本ではなく複数本で構成する方式です。 電線の断面積を同じにした場合において電線1本で構成する方式に対し下記のようなメリットがあります。  ・より多くの電力を送る事ができる  ・コロナ放電が発生しにくいため高電圧で使用しやすい   →複数本に分割する事で電線を太くした事と事実上同じになる  ・電力系統が安定化し急な需要の変化に強くなる  ※コロナ放電:電線表面で空気が絶縁破壊し放電が起こる現象。電力損失の原因になる。 反対にデメリットは主に下記です。  ・風の力を受けやすい   →鉄塔を強くする必要がある(コストが嵩む原因)  ・施工が複雑で面倒である https://youtu.be/YyCQLOz6mw4 #電力 #電験 #電験3種 #電験2種 #試験対策 #架空送電 #交流送電システム #多導体方式 #コロナ放電 #リアクタンス
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