【宝石の国⑤】
#投資 #ミャンマー #コモディティ 日本では若干マイナーな宝石ですが資産として魅力のあるスピネルについての雑学です。
◼️スピネルの誘惑
ほんの数年前までスピネルは産地であるミャンマーにおいて「その他大勢」の扱いで2カラット程度の石なら苦も無く安く入手出来たそうです。それが今では良質な石を見るのも困難になりました。当然ながらミャンマー現地では近年スピネルの価格は大きく高騰しており、ここまで紹介してきたルビーやサファイアに比べてもその値動きは際立っています。「2カラット以上の良質なレッドスピネルは今年1年だけでも現地価格が2倍に値上がりしている」と言われスピネルの価格が数年以内にサファイアに追いつく可能性もあるのではないかと思っています。つまり2カラット前後の最高色のレッドスピネルが店頭で1000万円程度の値をつける可能性があると言う事です。
19世紀に書かれた書物によれば当時のスピネルはルビーの半額程度の値で売買されていたとの記録もあります。現在の2カラット程度の最高級ルビーの小売価格が3500万円程である事から考えればスピネルの同サイズの石が1000万円の値をつけたとしても不思議ではないでしょう。
例によってレッドスピネルなら何でも良いと言う訳ではありません。スピネルの魅力は何と言っても雑味がなくスッキリとした赤色です。オレンジがかっていてもダメですし紫が入っていたり色が薄くても価値が下がります。ルビーやサファイア程、産地にこだわる必要はありませんがそれでも最高級のスピネルはやはりミャンマー産。もしミャンマー産の大粒なレッドスピネルを目にする機会があったなら、それは投資の良い機会かも知れませんね。
◼️宝石の国ミャンマー
日本では人気がなくマイナーなスピネルに出会う為に今は少し荒れていますがコロナが落ち着いたらミャンマーに行ってみるのは如何でしょう?以前遊びに行ったミャンマーの宝石博物館についてお話します。ピジョンブラッドルビーで有名なモゴックは2018年から観光地として外国人にも解放されました。とは言え外国人が訪問するのは容易ではありません。在ミャンマーの旅行会社等を通じてマンダレーの役所で事前に許可を取らねばならなずその際、日程表や訪問者のパスポート情報、政府公認ガイドや移動車両の事前登録、ホテルの予約確認書が必要で自由旅行で気軽にと言う訳には行きません…
そこでオススメなのがヤンゴンにある宝石博物館「Gems Museum」。博物館で宝石の勉強しつつ併設ショップでお宝探し出来ますよ。アクセスはダウンタウンからタクシーで20分位。入場料は7000チャット(約500円)入口でパスポート番号等を聞かれるのでコピーを持っておきましょう。検査機を通ってすぐ宝石ショップが並んでいて4Fに博物館があります。街中の怪しげな店で宝石買うのは怖いですが博物館のショップは国営で安心ですね。
因みに日本からの直行便はないのでバンコクに遊びに行くついで(?)に足を伸ばすのがオススメ。【宝石の国⑥】に続く👉️
#イラスト #宝石の国 #フォスフォフィライト #金剛先生
======================
主にイラストを描くポイントやお手軽テクニック、ハンドメイド系を投稿しています。
#NFTアート をこれから目指される方の一助になれば幸いです👍️💕
◆プライム投稿は月額300円(1日/10円)。微力ながらPostPrimeと言う新しいSNSの応援(収益の22%が運営費用になります)をしたいと考えており基本的に動画をプライム投稿にさせて頂いています。
閲覧者様の貴重なお時間を頂戴する事になる為「いいね❗️」や「コメント不要」とさせて頂いておりますが、それでもなお、ご評価頂けましたら今後の励みになります😊勿論「よくないね❗️」のご意見には真摯に改善努力致します。
駄文を最後まで読んで頂きありがとうございます🙏