2026年9月2日(水)朝|株式市場レポート
原油94ドル・米金利4.8%接近。先物は1,300円安――今日は「リスク回避+業種選別」
3分で分かる朝の結論
本日の日本株は「弱気」が基本シナリオです。9月1日の米国株はS&P500 -0.71%、NASDAQ -1.03%。原油急騰→インフレ懸念→世界的な金利上昇が高PER株を直撃しました。
今朝5:34時点の大取日経225先物9月限は64,860円(前日比-1,290円)。昨日の日経平均終値66,215.34円を約1,355円下回っています。寄り付きはかなり大きな下落を警戒すべき状況です。
WTIは90.22ドル(+5.2%)、Brentは94.65ドル(+4.6%)。米・イラン情勢の再緊迫化とホルムズ海峡の供給懸念が背景です。
米10年債利回りは4.79%近辺、日本10年国債も一時**3.0%**と約30年ぶりの水準。今日は半導体・グロースより、銀行・保険・エネルギーの相対的強さを確認する日です。
主要市場データ
市場・資産 最新値 変化 取引日・時点
日経平均 66,215.34円 -96.59円 / -0.15% 9/1終値
TOPIX 4,181.86 +25.57 / +0.62% 9/1終値
大取225先物9月限 64,860円 -1,290円 9/2 5:34
NYダウ 52,766.93 -418.97 / -0.79% 9/1米国終値
S&P500 7,631.47 -54.67 / -0.71% 同
NASDAQ総合 26,099.77 -271.11 / -1.03% 同
ドル円 160.19円前後 ドル高・円安 9/1米国時間
米10年債 約4.79% 上昇 9/1米国終盤
WTI 90.22ドル +5.2% 9/1清算値
Brent 94.65ドル +4.6% 9/1清算値
金 4,365.37ドル/oz -1.86% Reutersスポット時点値
VIX 約16.12 約+8% 9/1米国終盤
日経平均・TOPIXは
nikkei225jp.com掲載値と国内市場データを照合。 米指数はReutersとAPで照合し、S&P500・NASDAQは一致。NYダウのみReuters 52,766.93/-418.97、AP 52,766.88/-419.02と0.05ポイント差があるため、表はReuters値を採用しています。
前営業日の日本株
1日の日経平均は96.59円安でしたが、TOPIXは0.62%上昇。東京エレクトロンやフジクラなど高PER・半導体関連が下落する一方、金利上昇や原油高を背景に市場内では資金移動が続きました。
さらに重要なのは、日本10年国債利回りが**3%**へ到達したことです。これは銀行には利ざや改善期待となる一方、REIT、不動産、高PERグロースにはバリュエーション面で逆風になります。
米国市場と日本株への影響
米国では3指数が3日続落。SOX半導体指数は**-2.1%**で全構成銘柄が下落しました。NVIDIAは-1.5%、AMDは-2.4%。
因果関係は、
米・イラン緊迫化 → 原油↑ → インフレ懸念↑ → 国債利回り↑ → 半導体・AIのPER低下
です。
Fedの9月0.25%利上げ確率もReutersでは**約68%**まで上昇しています。
今日の重要ニュース
① 原油が一気に90ドル突破
米軍によるイランへの追加攻撃と、ホルムズ海峡からの原油輸送への懸念でWTIは90.22ドル。商社・石油には追い風ですが、航空、陸運、化学、電力、消費にはコスト増です。
② 世界同時「債券安」
米10年債4.79%、日本10年債3%。金利上昇が世界市場共通の株価抑制要因になっています。特に長期利益を現在価値に割り引くAI・グロース株には厳しい環境です。
③ 米景気は減速してもインフレは粘着的
8月ISM製造業は54.6(前月55.6)へ低下。JOLTS求人件数は727.1万件とわずかに増えましたが、採用は減少。景気過熱感は弱まりつつも、原油高のためFedが簡単にはハト派化できません。
④ ドル円は160円台
日米財務当局は秩序ある円相場が市場安定に重要との認識で一致しています。円安は自動車等には支援ですが、160円台では介入・日銀利上げリスクを無視できません。
今日の重要イベント
nikkei225jp.comで確認した主な予定は、8:50 日本8月マネタリーベース、21:15 米8月ADP雇用統計、23:00 米7月製造業受注です。
ADPは公式サイトでも9月2日公表を確認。製造業受注も米Census Bureau公式で9月2日10:00ET=日本時間23:00です。市場予想は信頼できる複数ソースで確定できなかったため掲載しません。
さらに明朝5時頃にはBroadcom決算。AI向けネットワーク・カスタム半導体需要を確認する重要イベントです。
セクター別注目
○ 銀行・保険:日米金利上昇。今日の相対的本命。
○ 石油・商社:原油急騰。ただし地政学ヘッドラインで乱高下注意。
△ 防衛:地政学リスク上昇が材料。高値追いには注意。
△ 自動車:160円の円安は支援だが原油高と為替介入がリスク。
× 半導体・AI:SOX-2.1%+金利上昇+先物急落。押し目を急がない。
× 航空・陸運・化学:原油高が直接的逆風。
今日の日本株:3シナリオ
強気:寄り付き急落後、原油・米金利が落ち着き、先物65,000円台を回復。金融・資源への買いが市場全体に広がる。
弱気〔基本〕:半導体主導で売り先行。銀行・商社が下支えするものの、日経平均はTOPIXより弱い。
一段安:Brent100ドル接近、ドル円160円台後半、国内10年債3%超が定着。半導体だけでなく内需・消費へ売りが拡大。
今日見るべき3つ
日経225先物64,860円から65,000円を回復できるか
Brent95ドル前後から100ドル方向へ進むか
銀行・商社が半導体売りをどこまで吸収するか
まとめ・投資戦略上のヒント
今朝は「安いから買う」より、急落時でも相対的に崩れない業種を探す日です。
半導体・AIの長期成長ストーリーは変わっていませんが、原油高+米金利上昇+国内金利上昇の三重苦では、押し目形成に時間をかける可能性があります。
逆に銀行・保険・エネルギーは環境的に優位。ただし原油株は地政学ニュース一つで反落するため、追いかけ買いには慎重さが必要です。
今日も1日頑張りましょう!
免責事項
この記事は、個人的記録を目的としており、投資アドバイスを提供するものではありません。私は、金融の専門家ではなく、この記事の内容は個人的な意見や経験に基づいています。投資を行う際には自己の判断と責任において行動することを強くお勧めします。
本記事に掲載されている情報は、AIで情報収集して提供していますが、その正確性や完全性について保証するものではありません。市場や経済の状況は常に変化しており、新しい情報や研究結果によって本記事の内容が変わる可能性があります。