日本株式市場レポート
2026年6月23日(火)本日の見通し
日経平均は最高値圏、ただし米ハイテク安には警戒
まず押さえたい結論
本日の日本株市場は、中立〜やや強気の展開が想定されます。
前日の日本市場では、日経平均株価が大きく上昇し、72,353.96円で取引を終えました。AI関連投資への期待が半導体、金属、産業用ロボットなど幅広い銘柄に波及し、日本株全体に買いが広がった形です。
一方で、昨晩の米国市場ではNasdaqが大きく下落しました。大型ハイテク株に売りが出たことで、東京市場でも半導体・AI関連の一部には利益確定売りが出やすい状況です。
今日の相場は、
「円安・原油安は追い風、米ハイテク安は向かい風」
という綱引きの一日になりそうです。
1. 昨日の日本株市場
主要指数
指数 終値 前日比 騰落率
日経平均株価 72,353.96円 +1,103.90円 +1.55%
TOPIX 4,094.38ポイント +49.42ポイント +1.22%
昨日の日本株は、日経平均・TOPIXともに大幅上昇となりました。
特に目立ったのは、AI関連需要の広がりです。半導体だけでなく、金属、産業用ロボット、電力インフラなど、AI投資を支える周辺分野にも資金が流入しました。
また、ドル円が161円台で推移していることも、輸出関連株には追い風となりました。ただし、円安が進みすぎると為替介入への警戒も高まりやすく、ここからは為替の急変にも注意が必要です。
2. 注目ニュース
日経平均、最高値圏で推移
日経平均は72,000円台に乗せ、最高値圏での推移となりました。AIブームを背景に、海外投資家の日本株買いが続いていることも相場を支えています。
AI関連から周辺産業へ物色が拡大
これまで中心だった半導体関連に加え、金属、ロボット、電力、データセンター関連にも買いが広がっています。
円安が輸出株を支援
ドル円は161円台で推移しており、自動車、電機、機械などの輸出関連にはプラス材料です。
原油安はコスト面でプラス
米国とイランをめぐる協議進展への期待から、原油価格は下落しました。
原油安は、空運、陸運、化学、小売、電力・ガスなど、エネルギーコストの影響を受けやすい業種にはプラスです。ただし、中東情勢はなお不安定で、ニュース次第では原油価格が再び上昇する可能性があります。
3. 昨晩の米国株市場
主要指数
指数 終値 騰落率
ダウ平均 51,712.71ドル +0.3%
S&P500 7,472.79ポイント -0.4%
Nasdaq Composite 26,166.60ポイント -1.3%
米国市場は、指数によって方向感が分かれました。
ダウ平均は上昇しましたが、S&P500とNasdaqは下落しました。特にNasdaqは、大型ハイテク株の下落が重荷となりました。
AlphabetやAmazonなどの大型テック株が売られたことで、AI・ハイテク関連への過熱感が意識されています。日本市場でも、半導体関連株やグロース株には短期的な売り圧力が出る可能性があります。
4. 本日の日本市場への影響
本日の日本株市場では、次の3点が重要です。
① 円安は引き続き支援材料
円安は、輸出関連企業の業績期待を高めます。特に自動車、機械、電機などには追い風です。
ただし、為替介入への警戒があるため、円安メリット銘柄を買う場合でも、短期的な値動きの荒さには注意が必要です。
② 米ハイテク安は半導体株に逆風
Nasdaqの下落は、日本の半導体関連株にも影響しやすい材料です。
東京エレクトロン、アドバンテスト、半導体材料、電子部品などは、寄り付き後の値動きに注意が必要です。相場全体が強くても、ハイテク株だけは利益確定が先行する可能性があります。
③ 金利上昇局面では金融株に注目
日本の金利上昇が意識されるなか、銀行・保険などの金融株には資金が向かいやすい環境です。
一方で、REITや高PERのグロース株には逆風となる可能性があります。金利上昇局面では、企業の成長性だけでなく、収益の安定性やバリュエーションの妥当性がより重視されます。
5. 今日の重要イベント
本日6月23日は、日本国内で相場を大きく動かす主要経済指標は限定的です。
ただし、海外では米国の景況感指標に注目です。
注目イベント
時刻 イベント 注目点
23:00 米6月リッチモンド連銀製造業指数 米製造業の景況感を確認
今晩 米PMI関連指標 米景気の強さ、金利見通しに影響
6月24日 日銀金融政策決定会合の主な意見 今後の利上げ姿勢を確認
6月25日 米PCEデフレーター FRBが重視するインフレ指標
特に今週後半の米PCEデフレーターは重要です。インフレが強ければ、米金利上昇を通じてハイテク株には逆風となります。逆にインフレ鈍化が確認されれば、グロース株には安心材料となります。
6. 本日の投資戦略
基本スタンス
本日は、相場全体としては底堅い展開が見込まれます。
ただし、日経平均はすでに最高値圏にあります。ここからは、指数を一括で追いかけるよりも、銘柄ごとの選別が重要です。
注目しやすいテーマ
輸出関連
銀行・保険
産業用ロボット
電力インフラ
金属・非鉄
原油安メリット銘柄
注意したいテーマ
急騰後のAI関連
半導体関連の一部
高PERグロース株
REIT
為替感応度が高すぎる輸出株
7. 今日のまとめ
本日の日本株市場は、強い地合いが続きそうです。
円安、原油安、AI関連需要の広がりは、日本株にとってプラス材料です。一方で、米Nasdaqの下落や高値警戒感は無視できません。
したがって、本日のポイントは次のとおりです。
強気の流れには乗りつつ、買い急がない。
半導体一辺倒ではなく、金融・インフラ・金属などにも目を向ける。
高値圏では、利益確定と押し目買いのバランスを意識する。
今日の相場は、アクセルを踏みたい気持ちと、ブレーキに足を添えておきたい慎重さが同居する一日です。
勢いはあります。
ただし、ハンドルは両手で握っておきたい局面です。
今日も1日頑張りましょう!
免責事項
この記事は、個人的記録を目的としており、投資アドバイスを提供するものではありません。私は、金融の専門家ではなく、この記事の内容は個人的な意見や経験に基づいています。投資を行う際には自己の判断と責任において行動し、必要に応じて専門の投資アドバイザーに相談することを強くお勧めします。
本記事に掲載されている情報は、AIで情報収集して提供していますが、その正確性や完全性について保証するものではありません。市場や経済の状況は常に変化しており、新しい情報や研究結果によって本記事の内容が変わる可能性があります。