企業のホームページへのアクセスやキャッシュレス決済など、様々な用途で使われているQRコード。その便利さゆえに、簡単に偽造できるというデメリットもあります。偽のQRコードを使って、詐欺サイトやフィッシングサイトへ誘導する手口を「クイッシング」と呼ぶそうです。
QRコードを悪用し、「正規のQRコードの上に偽のQRコードシールを貼る」といった手口があるようですね。私たちがQRコードを無防備に信用して読み込んでいると、被害に遭う可能性は十分にあり、注意が必要です。
私たちができる対策として、QRコードを読み込んだ後、そのリンク先が正しいかどうかを確認することが大切です。例えば、特定のサイトへのアクセスを促すQRコードの場合、読み込んだ後に表示されるURLに不審な点がないか確認すること。QRコード決済を利用する際も、支払先の名前が正しいかをチェックすること。最低限これらの対策を行うことで、被害に遭うリスクを減らせるはずです。
便利なものが増える一方で、それを悪用する人たちも出てきます。自身を守るためにも、こうした手口を知り、適切な対策を取ることが大切ですね。
出典:QRコードを利用した詐欺「クイッシング」、手口を知り標準カメラで確認する
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02945/090900002/?n_cid=nbpnxt_twbn