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かびら(Kabira)
2023年11月04日
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最近GitHub Copilotの登場で、生成AIと一緒にペアプログラミングができるようになり、その結果、驚くべきことに開発者はコーディングを55%も速く進めることができるようになったと言われています。さらに、85%の人がコードの品質に自信を持つようになり、コードレビューの時間も15%短縮されるなど、多くのメリットが報告されているんです。 開発者の皆さんは、以前にも増して早く、かつ質の高いコードを書けるという自信が深まっているようです。ですが、ここでひとつ疑問が浮かびます。「高品質のコードとは一体何なのか」と。記事によると、高品質なコードは「読みやすく」「再利用可能で」「簡潔で」「保守が容易で」「修正が早い」という5つの特徴があげられています。 10年以上のキャリアを積んだ私自身、さまざまなコードを見てきた経験から言わせていただくと、高品質なコードを書く人とそうでない人との違いははっきりとしてきます。私は、高品質なコードを書けるか否かは、経験年数が非常に大きな要素だと考えています。新人や若手ほど、「とにかく動けば良い」という感覚でコーディングする傾向があり、時として、理解に苦しむコードを書くことが多いです。さらに、時にはそのコードを書いた本人でさえも、何をしているのか明確に説明できないことがありますね。これは、綺麗なコードとはどのようなものか、その理解がまだない段階であるとも言えるでしょう。 しかし、経験と共に、高品質なコードを書くことを目指す意識が重要です。端的に言えば、高品質なコードとは他人が見ても明確で理解しやすいコードのこと。経験を積んだからといって、他人が理解しやすいかどうかを考慮せずにコーディングする人もいるのが現実です。一人でアプリやシステムを保守するのであれば問題ありませんが、ほとんどの開発はチームで行われるため、自分一人だけでなく他のメンバーのことも考えて開発しなければなりません。 長いキャリアを積んだからこそ、柔軟な思考を持ち続けることが求められます。つまり、高品質なコードを書くITエンジニアになるためには、優秀なITエンジニアが書いたコードをマネすること、そして他人にも理解しやすいコードを心がけながら書くことが大切です。GitHub Copilotの普及が進む中、これができないITエンジニアは市場での価値を失いかねません。これからの時代を生き抜くためには、どのようなキャリアを築くか、じっくりと考え、今をもってスキルアップを目指すことが肝要ですね。 出典:GitHub Copilotで85%の開発者がコード品質に自信を深める、GitHubが調査:「GitHub Copilotを使うとコードレビューが15%速くなる」 - @IT https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2311/01/news058.html
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