高市早苗首相は、総合海洋政策本部会合において、東京都・南鳥島沖に眠るレアアース資源について、産業規模での開発実証を速やかに進めるよう関係閣僚へ指示した。 今回の方針は、中国へのレアアース依存を低減するとともに、将来的な商業生産を見据えた経済安全保障政策の一環として位置付けられている。また、高市首相は北極政策についても2027年度の改定に向けた検討を開始するよう求め、海洋資源や鉱物資源の戦略的確保を一段と強化する姿勢を鮮明にした。 今年2月には、海洋研究開発機構(JAMSTEC)が運用する地球深部探査船「ちきゅう」が、水深約5,600メートルの南鳥島沖海底からレアアースを含む泥の採取に成功しており、日本は世界有数の海底レアアース資源を保有する可能性が改めて示された。一方で、商業化には採掘コストの低減や採算性の向上、大水