またまた間が空きましたが、シナリオ通りに進んでいるので特に語ることもないかなぁといった感じです。
さて、そんなに慌ててお知らせする必要もないのですが、若干シナリオに変更があります。
そんな事言われなくても分かってるわっ!!というくらいの事ではありますが、下記の記事と一緒にお話ししようと思います。
■日経新聞電子版 パウエルFRB議長、痛恨の過ち2つが焦りに
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB00019_S2A920C2000000/
では、記事の紹介から始めましょう。
●米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、2つの判断ミスを犯した。その焦りから、0.75%幅の利上げを、11月も含めれば4回連続という荒療治に賭けることになりそうだ。
FRBの判断ミスなんて、遡れば数えきれないほどありますけど、2つとなると最近の事ですね。
●その痛恨の誤診のひとつは、インフレを一時的と断じたこと。
●その判断が誤ったことを認めたのが、2021年11月であった。
●そこで、2つ目の過ちを犯すことになる。金融緩和政策を22年3月まで続けたのだ。その間の5カ月の間にインフレは水面下で高進して、現在の事態に至った。
2つ目の過ちについては甘めに見ているかもしれません。(手を打つのが遅れたのを、11月からの5か月間としたところがね)
何故なら、著名投資家は2020年からインフレを警告していたわけですから、1年以上も遅れたと見るべきです。
まぁ、そのお陰でより多くの投資リターンを得ているので微妙な話ですが。
●ちなみにウォラーFRB理事は、「21年に一時的にインフレ指標が落ち着く兆候があり、我々は、そのデータにだまされた」とも語っている。「fool(だます)」という強い表現に悔しさがにじむ。
●それだけに、今回は、データの振れに惑わされず、徹底したインフレ退治に望む覚悟なのだ。
半年前と状況が変わったのはこの部分、「徹底したインフレ退治に望む覚悟なのだ」です。
私のメインシナリオでは
”FRBは株価下落に耐え切れなくなり、インフレが完全に収まる前に緩和へ舵を切るだろう”
としていました。
それは2018年のパウエルショックの再来であり、私がパウエル議長をチキン派🐓と呼ぶ所以です。
バイデン大統領がパウエル議長の再任を決定した時、パウエル議長はインフレを抑えてくれると会見しています。
その時点で株価下落の免罪符を手に入れたと思いましたが、どこまで本気なのか、様子を見ていました。
結果、どうやら
”ある程度の本気度”
はありそうだとの結論に至りました。
(株価下落容認。ソフトランディング困難など)
従って、メインシナリオとしては
・株価下落は当初見込みよりも大幅になりそう
・仮に、一発でインフレを退治できるならば、”3つの山”(過去投稿参照)にはならないかも。
になりました。
まぁ、2つ目は無理だと思いますが。
さて、記事はもう少し続きます。
●金融政策のラグにより、インフレ抑制のために6月と7月に"接種"した"解熱剤"0.75%の効果がいまだ点検・確認されていない。
●場合によっては、すでにその2回の0.75%がボディーブローのごとく効いているかもしれない。
●そのうえに、さらに2回接種となれば、その副作用が本格リセッション(景気後退)として米経済を蝕(むしば)むリスクがある。いわゆる「オーバーキル」だ。
以前からの繰り返しになりますが、インフレを図る数値にはラグがあり、それが見えないために最初は行き過ぎてしまいます。
それがオーバーキルを発生させます。
●逆の場合も考えられる。
●6月7月の接種がほとんど効果なく、8月と10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)開催がない月に、インフレが悪化してしまうリスクもあるのだ。
●9月と11月に0.75%を隔月接種しても、間隔が空き、効果が薄れるかもしれない。実は1%幅のジャンボ利上げが必要であった、という結果にもなりかねない。
オーバーキルを恐れすぎると、上記のような事も起こり得ます。
手を打っても効果が出るまで数か月かかる。
数値を見ても、効果が出た後の数値なのか、効果が出る前の数値なのかがわからない。
手厳しければオーバーキル。
手緩いならインフレ悪化。
インフレを一時的かどうかを見誤るようなFRBに期待しろという方が無理というものです。
我々は淡々と利益を出していきましょう。
#シナリオ変更
#ドル円の暴落も予想していましたが、まだ実現していません。
#FRBが金融政策を緩和に切り返す時がショータイムですので、もう少し先になりそうです。
#知らんけど