さて、実はあまり書くことがないのですが😅
前回からの投稿から大分日も空いたし、ジャクソンホールも行われたという事で、大雑把に書いてみようと思います。
ベースになるのは以下の記事です。
■日経新聞電子版(有料記事)インフレ抑制「やり遂げるまで」 FRB議長、利上げ継続
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN26CLI0W2A820C2000000/
では、いつも通り記事を紹介していきましょう。
●米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は26日、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演し、高インフレの抑制について「やり遂げるまでやり続けなければならない」と利上げ継続を表明した。
●来年の利下げ転換を織り込み出した市場の動きを念頭に「歴史は時期尚早な金融緩和を強く戒めている」とけん制した。
●政策金利は景気を熱しも冷やしもしない中立金利に達したが、「ここで(利上げを)止めることはない」と改めて言及した。
ジャクソンホール会議が始まる前から、パウエル議長はタカ派発言をするだろうと報道されていました。
よく考えれば、”タカ派発言をするしかない”のです。
でも、米国株式は大きく下がりました。
ハト派発言を期待していた投資家が一定数存在していたという事ですね。
●7月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比6.3%上昇した。
●ガソリン価格の下落などで約40年半ぶりの大きさだった6月の6.8%から縮小した。パウエル氏は「1カ月の改善ではインフレ率が低下していると確信するにはほど遠い」と指摘。
●7月会合後の記者会見で「異例の大幅な引き上げが適切になる可能性がある」と発言した経緯に触れ、0.75%の大幅利上げが続く可能性を排除しない姿勢を改めて示した。
「確信するにはほど遠い」と発言していますが、
●一方で「金融政策がさらに引き締まるにつれて、ある時点で利上げペースを緩めることが適切となる可能性がある」としていた発言も踏襲した。
とも発言しています。
かと思えば
●「物価の安定を回復するには引き締め的な政策姿勢をしばらく維持する必要がありそうだ」とも述べた。
とも発言していて、この先どうなっても”言った通り”になるような発言に聞こえてしまいます。
どっちなんだよと言いたくなりますが、この辺がFRBの迷い、つまり、どう舵取りしていいかはっきりしていない様子が伺えます。
という中、私が注目したのは↓
●利上げは「家計や企業の痛み」をもたらすと言及した一方、市場で浮上している米景気の後退懸念には言及しなかった。
●歴史の教訓として例示したのが、早期の金融緩和で高いインフレの長期化を招いた1970年代だ。
●「現在の高インフレが長引けば長引くほど、高い物価上昇率が続くという予想が定着する可能性が高くなる」と懸念を示し、まずはインフレ抑制を優先する決意を強調した。
つまり、1970年代を教訓とし、家計や企業の痛みをもたらしてもインフレ抑制を優先するということです。
やっとFRBはここまでを発言するに至りました。
本来であれば1年前のジャクソンホール会議で発言しなければならなかったのですが、1年前は「インフレは一時的」と発言してしまって空前の大失態となりました。
では、「早期の金融緩和で高いインフレの長期化を招いた1970年代」とは、どんな状況だったのでしょう?
失業率 9%(3.5%)
株価下落 −50%
インフレ率 13.3%(8.5%)
食料インフレ 20%(10.9%)
家賃インフレ率 17.5%(5.7%)
サービスインフレ率 13.6%(6.2%)
金利 15.5%(2.5%)
※カッコ内は現在の最新値
この状況で耐えきれなくなった当時のFRB議長は、「早期の金融緩和で高いインフレの長期化を」招いてしまいました。
現在の日本もインフレによる物価高騰が顕著ですが、アメリカやヨーロッパの比ではありません。
例えば、現在の日本のインフレ率は2.6%、食料インフレは4.4%です。
日本では想像しにくいですが、欧米では直ぐに暴動が発生します。
”国民の貧困は政府やFRBのせいだ!”という暴動が頻発しても、パウエル議長🐓は意志を貫くことができるでしょうか?
#ジャクソンホール #🐓
#週末、「異動辞令は音楽隊!」という、阿部寛さん主演の映画を見てきました。
#ツッコミどころ満載ではあるのですが、昔のパンクを知っている人には( ̄ー ̄)ニヤリとする部分があったりします。
#おそらく、観客の0.1%も気が付かないようなことなのですが😅