【相場観】SOXLは半値戻しは全値戻し
昨日のザラ場でSOXLが38.9を付け、2021年12月の最高値と2022年10月の最安値の半値を達成した。
これにより、長期視点で2021年の最高値を付ける可能性が出てきたのでこの喜びを書くこととする。
なお、特定の銘柄についての自分の意見を書いているが、その銘柄の投資を勧めるものではなく、投資をするなら自己責任でお願いします。
過去、相場の下落から半値を戻すと長期的に高値を付けるということわざがある。
ということは楽観的な想定であるが、少なくともこの相場はSOXLが将来的に70ドルの可能性があるということを示唆している。
根拠がないわけではない。まずテクニカル面であるが、2021年10月の高値を付ける前の最安値であった2020年3月の出来高の急増からの2021年の高値の上昇において、17倍の上昇劇があった。2022年の10月の最安値の時、2020年3月のおよそ5倍の出来高ができている。
それに踏まえて今回の上昇相場において、2020年以上の上昇が期待できると自分は思っている。
そして、ファンダメンタル面であるがコロナの時に話されていたメタバースの相場についてはリアリティがなく、実用的でもなかったため短命にならざる得なかったが、今回のAIブームはチャットGDPが開発され、生産性の継続的な向上という1990年代のインターネットブームに匹敵するゴールドラッシュが発生している。
このゴールドラッシュにおいて、勝者は大型テック株とその原料である半導体製造にかかわる企業であると自分は想像していた。
大型テック株が勝利する理由は、業種に対する高い参入障壁、膨大な開発費に、全世界にシェアを保有するスケールメリット、そして何より膨大な資金源により成長の芽になりそうな事業を青田買いできる選択肢がある。
特定のユーチューバーはADライン(業種における上昇銘柄と下落銘柄の差)が低下しているが相場が上昇している点を危険視しているが、上記の理由で特定の大型テック株が正当化されているため、問題になっていない。
次に半導体製造にかかわる企業が勝利する理由は、そもそもAIにおける半導体や高性能GPUは、高性能なAIを開発するのに必要不可欠なものであり、金鉱をほるスコップや掘削道具と同じ意味合いがある。
また、こうせいのうなGPUなどは、早期に金鉱を掘り当てるのに必要不可欠であり、作ったそばから売れていくので、価格決定力が高い。また、国策で製造にかかるランニングコストを負担しているため、高金利でも収益率が高く、好景気および不景気でも勝者として君臨し続ける可能性が高い。
以前にも投稿したが、過去に平均購入単価65ドルだったのですがすごい勢いで下落するSOXLの株価に辟易しながら、毎月定額の投資を行い現在、平均購入単価を30ドル以下に落としたところであるが、その株価がようやく38.9ドルを付けたことにより新たなステージに突入したと考えている。
これまでは、平均以下の相場の動きによる逓減リスクと向き合っていたが、今後は、相場上昇による逓増メリットを享受しながら上昇相場についていくことにより、想定以上のリターンを得ることができるのではないかと妄想が絶えない。
世の人たちは、レバレッジインデックは長期保有に向かないことが一般的であるとしきりに発信しているがそれは、間違っていると自分は思っている。
短期において下落があったとしても、下値が購入単価前後で止まるのであればその銘柄に対するホールド力は高まり、最終的に通常のインデックスファンドの何十倍のパフォーマンスになる商品については、長期投資に適した商品となりうると自分は考える。