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中野司
2022年06月08日
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【相場観】債券戦線異状あり 米国債ETF TLTの買い時に迫る。 現状、FRBの利上げにあって、長期債の利回りも上がってきている。 それに伴い、長期米国債のETFであるTLTについても下落傾向にあり、一定の水準に価格がなったため、その購入時期について考えてみようと思う。 その理由は、筆者の理想の投資のポートフォリオについては、レイダリオ氏が考えた。「オールウエザーポートフォリオ」を理想と考えているからである。 オールウエザーポートフォリオとは、相場には、各種商品に好調不調があるため、できるだけ安定的に成長できるポートフォリオのことである。 詳しくは、グーグル等で調べていただいたらわかることだが、自分はたくさんの商品を持つのがめんどくさいのである一定の商品を一定の割合で投資することを考えていた。 その内訳は以下の通り、 TLT(米国債20年超) 50% SPXL(S&Pレバレッジ3倍)15% VED(エネルギーセクターETF)5% GSG(食品コモデティETF)5% 現金 25% 株についてはレバレッジをかけてできるだけ保有比率を落すが、上昇した場合は、3倍の速度で上昇するので30%のS&Pを保有しているのと同じ意味である。 また、この価格が半額になったとしても投資全体の7.5%しか減っておらず、戦線に大きな影響を与えない。 現金については、ベストポジションはキャッシュポジションという格言通り標準を25%として調子のよい分野に1分野10%を上限として追加投資していく。 現状の場合は、VEDなどである。最終的にはSPXLの上昇が一番大きいので、そこが上昇するまで現金で保有しておくのがベストである。 閑話休題、上記のポートフォリオを組むためにはTLTの投資時期が非常に重要になってくる。 TLTの理想の投資時期については、過去にないインフレで利上げ予告が働き、インフレが落ち着くまでの間でFRBがさらなる利上げを考慮するように考えているとき理想であり、そのピークは現在のところ2022年の12月と言われている。 なお、10日のCPIの結果次第ではその時期はさらに後ろ倒しになると考えている。 TLTの最大の武器は、不景気で高配当と安定の下値が限定的な低いボラリティと金融緩和時の確実な上昇である。 今後、金融緩和で0金利になったときに140ドルになることを確認できたため、現在からの上昇余地は30%あると考えられる。 では下落余地についてだか、現状過去15年ほどのデータから下落余地はほどんどなくあっても100ドルが限度となる。下落余地は15%であり、年間に3%の利回りが期待できることを考えると5年以上保有していた場合は必ず期待値はプラスになることを意味している。 結論として、5年以上の長期投資をして年6パーセントを狙う場合は、現状購入する価値があると判断できる。 とあるユーチューバー(○○太郎氏)は、米国債は今後20年ほど金利が上昇すると言っていたが自分はその可能性は低いと考えている。 このユーチューバーは、過去の歴史を言っているようだが、表現に無理があり、景気のサイクルに合わせて利回りは上昇と下落を続けている。 自らの著書に高配当株を進めていながら買い時の高配当債券ETFについての酷評については、失笑を禁じ得ない。 なお、投資は自己責任でお願いします。 #投資 #米国債 #TLT #不景気に強い商品 #オールウエザーポートフォリオ
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