#03【金の価格変動について③】 引用→
https://www.jpx.co.jp/learning/derivatives/commodity/nlsgeu000005i928-att/001_commodity.pdf
⑤各国の中央銀行の動き
各国の中央銀行(日本銀行、(米)FRB、ドイツ中央銀行など)や IMF(国際通貨機関)は自国通貨の安定と通貨危機に備えるなどの資産として大量の金 を保有している。
このようなことから、中央銀行の動向にも注意することが重要。
例えば、1990 年以降、欧州の中央銀行が大量の金を市場で売却したため、金の価格が下がり、その後1999 年に、欧州各国が売却量を制限(ワシントン合意)し金価格は上昇へ転じた。また、2010 年以降は、中国、ロシアが大量の金を購入している。
中央銀行の動向が金の価格を左右する事例があることを覚えておくこと。
⑥需要と供給
金は実物の商品であり、需給による価格変動が基礎となっている。供給国、需要国の変化や需給量の変化などは押さえておく必要があります。
需給の見通しや需給データなどは、トムソン・ロイター社が毎年公表している「GFMS GOLD SURVEY」などにより誰でも知ることができる。
供給面では、最大生産国は中国。
需要面では、インド、中国の状況を見ておく必要がある。
2004 年に上場された世界最大の金 ETF(※1)である「SPDR ゴールド シェア」(※2)の金現物保有高の増加は近年の金需要の上昇の一因とも言われており、その増減の把握は投資需要の動向を予測する上で重要な要素となっている。
⑦地政学リスク
テロや地域紛争などの発生に注目する。「有事の金」としての機能が発揮される状況となり得る。例えば、北朝鮮のミサイル発射による地政学的リスクの高まりや米中貿易戦争による世界経済への先行き懸念から金が上昇した。
「有事の金」とは、1970年代の米ソ冷戦時代に核戦争への不安から、最後に残るのは実物資産の金であろうという考えから金が買われ、価値が高騰したことに由来している。戦争などの有事の際には、通貨や証券よりも、実物資産である金を買う動きが増える傾向にある。また、金融危機をはじめとする経済的に有事である場合に金が買われることも「有事の金買い」と呼ばれる。つまり、有事の発生前後に金買い、事態収拾に向けては金売りというシナリオを描くケースが多くなる。
【まとめ】
今回は、短期的というよりかは、中長期目線のファンダ的な部分ですね。
中央銀行の動向、需給で言うとインドと中国、地政学的な国際紛争なども、金の価格に影響してくるということを覚えておきたいです。
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